“べた”を楽しむ
北陸新幹線が開業し、何かとメディアに取り上げられる機会が増えてきた北陸だが、ここでも少し話題を。
能登半島の西側、日本で唯一、車で走ることのできる砂浜として知られる「千里浜なぎさドライブウェイ」では、砂浜を爽快に走れるレンタサイクルが注目を集めている。同ドライブウェイにある「千里浜レストハウス」が、地元自転車メーカーと連携し昨年から実施するもので、今シーズンも4月1日からレンタルを始めた。「ビーチクルーザー」と呼ばれるアメリカンスタイルの自転車で、タイヤが太く砂浜でも走りやすい。何より普通にカッコいい。
8キロもの砂浜、遥か彼方の水平線、美しいサンセット――。言葉にするといかにも“べた”なシチュエーションだが、それってやっぱり絵になるのだ。
【塩野 俊誉】