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茨城県、「常陸牛 煌」発表 小ザシ指数を認定基準に

2023年8月30日
編集部:長谷川 貴人

2023年8月30日(水) 配信

「常陸牛 煌」をPRする(左から)小島よしおさん、筧美和子さん、大井川和彦知事

 茨城県と茨城県常陸牛振興協会は8月29日(火)、八芳園(東京都港区)でプレス発表会を開き、茨城を代表する銘柄黒毛和牛「常陸牛」の新ブランド「煌(きらめき)」を発表した。美味しさや希少性などブランド価値を引き出す高級飲食店を主体に、高級百貨店のギフトや外商などに販売する。

 「煌」の認定割合は常陸牛の3~5%で、年間250頭程度。認定基準は、①茨城生まれ茨城育ち②月齢30カ月以上③保留等級A等級④オレイン酸比率55%以上⑤小ザシ指数110以上――をすべて満たした常陸牛を認定する。専用測定機で計測した小ザシ指数をブランドの基準としたのは、全国初の試みという。

「常陸牛 煌」

 風味や口溶けの良さに関与する「オレイン酸」や口当たりの良さに関与する「小ザシ」など、美味しさに着目した全国初の基準で厳選した新ブランドを打ち出す。これにより、常陸牛のトップブランド化と知名度向上、国内外へのさらなる販路拡大を目指す。

 茨城県の大井川和彦知事は新ブランド開発の経緯について解説した。和牛は全国的に霜降り度合いが高まり、健康志向など消費者ニーズが多様化し、競争が激化した「和牛戦国時代」であると表現。これらを踏まえ、「さらにグレードの高いブランドを開発した。産地間競争に打ち勝ち、常陸牛の評価を高めたい」と意気込みを示した。

「常陸牛 煌」の試食を楽しむゲストら

 ゲストに女優の筧美和子さん、お笑い芸人の小島よしおさんも登壇。新ブランドの検討委員会委員でもある帯広畜産大学の口田圭吾教授と、小島さん考案の特製ソースをかけた「煌」の試食やトークなどで盛り上げた。

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