北陸新幹線・金沢―敦賀24年3月16日に開業 東京―敦賀を直通1日14往復
2023年8月31日(木) 配信
西日本旅客鉄道(JR西日本、長谷川一明社長、大阪府大阪市)と東日本旅客鉄道(JR東日本、深澤祐二社長、東京都渋谷区)は8月30日(水)、北陸新幹線の金沢(石川県金沢市)―敦賀(福井県敦賀市)間を2024年3月16日(土)に開業すると発表した。
東京―金沢を結んでいる北陸新幹線が敦賀まで延伸する。金沢―敦賀間(125㌔)には、小松(石川県小松市)、加賀温泉(同県加賀市)、芦原温泉(福井県あわら市)、福井(同県福井市)、越前たけふ(同県越前市)、敦賀の6つの駅が新設される。
最速達列車の到達時分は、東京―福井間が36分短縮の2時間51分、東京―敦賀間が50分短縮の3時間8分となる。
東京から敦賀へ直通する「かがやき」「はくたか」は1日14往復運転する。そのうち停車駅が少ない最速列車「かがやき」は9往復運転する。
敦賀駅で特急「サンダーバード」や「しらさぎ」と接続する「つるぎ」は同25往復運転する。特急と接続しない「つるぎ」も朝夜の時間帯に5本運転する。
大阪―金沢間は特急「サンダーバード」と北陸新幹線利用で、22分短縮の2時間9分となる。
開業に伴い、特急「サンダーバード」(敦賀―金沢・和倉温泉間)、特急「しらさぎ」(敦賀―金沢間)、特急「おはようエクスプレス・おやすみエクスプレス」(敦賀―金沢間)、特急「ダイナスター」(福井―金沢間)は運転を終了する。