大阪モノレールでタッチ決済乗車可能に 2024年春から開始
2023年9月5日(火) 配信
大阪モノレール(佐藤広章社長、大阪府吹田市)と三井住友カード(大西幸彦社長、東京都江東区)、ビザ・ワールドワイド・ジャパン(シータン・キトニー社長、東京都千代田区)、ジェーシービー(二重孝好社長、東京都港区)、日本信号(塚本英彦社長、東京都千代田区)、QUADRAC (高田昌幸社長、東京都港区)は2024年春から、大阪モノレール全駅でタッチ決済対応のカードや、同カードが設定されたスマートフォンなどによる交通乗車への対応を開始する。
大阪モノレールは、日本のモノレールで1番長い総延長28キロ・18駅を結ぶ路線で、大阪府の放射状に伸びる鉄道網と接続する移動手段として、1日13万人が利用しているという。また、大阪空港駅は大阪国際(伊丹)空港に直結しており、空の玄関口となっている。
今回大阪モノレールは、三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用し、2025年の「大阪・関西万博」による国内外からの来訪者増加を見据えた環境整備を行う。使い慣れたクレジットカードやスマートフォンなどでICカード・乗車券の購入が不要となることから、国内外観光客のほか、これまで現金で切符を購入していた沿線の利用者にも利便性の向上をはかれると期待する。
決済ブランドはVisaとJCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯。Mastercard®については、順次追加予定としている。