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こまくさ観光が実証実験で運行中 中央アルプス山麓周遊バス

2023年9月8日
営業部:古沢 克昌

2023年9月8日(金) 配信

空が見える特別仕様バス(最大乗車定員24人)

 長野県の貸切バス会社「こまくさ観光」(岩本光市社長、長野県駒ヶ根市)は10月31日まで、駒ヶ根市主導(駒ヶ根市地域公共交通協議会)による実証実験で「中央アルプス山麓周遊バス(通称=さんさんバス)」を運行している。

 市内にある早太郎温泉の宿泊客に1日目は駒ヶ岳へ登り、2日目には麓での観光を楽しんでもらおうと、1周約60分の循環バスを企画した。予約不要の1日4便運行している。

 運賃は大人(中学生以上)で1回乗車200円(全区間均一運賃)、1日券は500円で乗り放題券をバス車内にて販売。小学生以下は1回乗車100円、1日券250円。未就園児は無料。乗車時に現金で支払うほか、各種キャッシュレス決裁も可能。

 また、始発停留所の「ビアンデさくら亭」や「駒ヶ根ファームス」では、一般車や観光バスで来て、バス停からさんさんバス(乗車定員24人)に乗り換え、山麓コースでウイスキーのマルス信州蒸留所や養命酒工場見学などができるモデルコースも用意した。

乗客からは「開放感があり、涼しい風が入ってきて気持ち良かった」との感想も

 こまくさ観光の岩本社長は「中央アルプス山麓周遊バスを10月31日まで期間限定で運行中です。天窓が開くオープントップのマイクロバスは全国でも珍しいバスです。オープントップなので、爽やかな風や太陽の光で輝く森を感じながら、7つの停留所を循環しています。今夏秋は『さんさんバス』で駒ヶ根高原を観光してみませんか」と語る。

 駒ヶ根市は駒ヶ根高原に点在する観光拠点の周遊を促すための取り組みとして、山麓周遊バスの実証実験を行っている。今年度は2021、22年度の実証実験を踏まえ、有償化などの検証を始めた。宿泊登山者の観光利用を主なターゲットに土産物や飲食、寺、温泉、工場見学など、多ジャンルを盛り込んだモデルコースを造成。

 岩本社長は「高速バス駒ヶ根インターバス停から『さんさんバス』バス停まで徒歩6分、駒ヶ根駅から出ているロープウェイ線バスを乗り継ぐと、中心市街地から駒ヶ根高原まで周遊でき、ミニ旅行気分も味わえます」とアピールする。

 問い合わせ=こまくさ観光 ☎0265(98)7044。

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「こまくさ観光が実証実験で運行中 中央アルプス山麓周遊バス」への1件のフィードバック

  1. 駒ヶ岳は大好きな山です。素晴らしい考えですね~

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