JTB、農業も観光も体験 「りんご農家ボランティアツアー」
2023年9月11日(月) 配信
JTBは、青森県弘前市、アサヒビール、ニッカウヰスキーと連携して、10~11月にかけて、「りんご農家ボランティアツアー」を企画、実施する。4者の連携により農業の人手不足解消への貢献とともに、援農を起点とした地域活性化、関係人口の創出・拡大による地方創生を目指す。
多くのリンゴ農家を抱える青森県弘前市は、高齢化や人口減少により、後継者の確保と合わせてとくに農繁期での人手不足が大きな社会課題となっている。このため、農業現場での作業支援を起点とした、地域活性化や地方創生に向けた取り組みが急務。今回、JTBによる地域や観光事業者の課題を解決する支援を行ってきた取り組みに共感し、同ツアーを企画、実施することで協業するに至った。
「りんご農家ボランティアツアー」は、人手不足に悩む農家に対して、主に都市の在住者が農作業を手助けすることを主眼にしたボランティアツアー。ツアーを通じて、困っている農家を支援できることはもちろん、農家をはじめとした地域との交流など、普段はできない体験や経験が期待できる。
今回は日本一のリンゴ産地である弘前市のリンゴ農家を、サポート・応援したい地域外の住民や企業などが1日かけてリンゴ収穫の農作業を手伝う。リンゴ収穫作業のほか、葉取りや運搬などを想定している。NIKKA弘前工場でつくられた「ニッカシードル」の土産付き。
出発日は10月15日(日)、22日(日)、29日(日)、11月4日(土)、12日(日)の日帰り計5コースを設定する。募集人数は各開催日ごとに60人。プログラム参加費は0円だが、これ以外の交通費・宿泊費は自己負担となる。
申し込みは「ひろさき援農プロジェクト」Webサイトから。