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【ANTA支部長から~届けメッセージ~】和歌山県旅行業協会 青木査稚子理事長  地域活性化の旗振り役に

2023年9月12日
編集部:木下 裕斗

2023年9月12日(火) 配信

青木査稚子理事長

 コロナ禍で我われの業界は大変厳しい3年間を過ごしました。その間、「会員の皆さんの役に立つ旅行業協会」の思いを胸に、諸々への施策の対応や陳情を含め、和歌山県庁に足しげく通わせていただきました。

 頻繁に顔を出したことで観光関係部署の人たちと懇意になり、和歌山県観光のあり方などを話し合える関係になったことは、コロナ禍での大きな成果だと思っています。

 当協会が事務局を務める「わかやま12湯推進協議会」は和歌山県の温泉をベースに、県内にある観光資産を広く県内外に知ってもらうことを目的として、コロナ禍の2020年2月に発足させました。

 こちらについても、今では温泉に関する事案があれば、県の方から相談を受けるという関係を構築できたほか、12湯を通して和歌山大学や地元企業とも親しくなることができています。

 今年度は読売旅行からお声掛けのあった、観光庁の「インバウンドの地方誘客や消費拡大に向けた観光コンテンツ造成支援事業」として、和歌山の温泉を巡る湯めぐり事業にも取り組んでいます。

 当協議会の目玉事業である「わかやま12湯サミット」はこれまで自粛しながらの開催でしたが、10月4日(水)に開催する「第3回わかやま12湯サミットin白浜温泉」はコロナ禍を抜けての初めての開催なので、なんとしても成功させたいと思っています。

 今年2月には、東京ビッグサイトで開かれた全旅連青年部主催の旅イベント「宿フェス―宿観光博覧会」に出席し、和歌山県ブースで菅義偉元首相らに12湯をアピールしてきました。

 これからも和歌山県バス協会や、和歌山県旅館ホテル生活衛生同業組合の人たちの協力を得ながら、行政機関に旅行業協会会員にとってメリットがある働き掛けを実施し、常に「会員のために」を念頭に置きながら、地域活性化の旗振り役として、さまざまな事業を実施していこうと思っています。

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