最上峡社長・鈴木氏が県産業賞 山形県産業の発展に貢献
2023年9月20日(水) 配信
山形県の産業界と行政の代表者らでつくる同県産業賞委員会(委員長=吉村美栄子知事)は9月1日、今年度の「山形県産業賞」を最上峡芭蕉ライン観光(戸沢村)社長の鈴木富士雄氏ら、2個人2団体に贈ることを決めた。贈呈式は11月11日、山形市内で行われる。
同賞は、県内で産業の発展に貢献し、顕著な功績を挙げた個人・団体を、年に1度顕彰するもの。1972(昭和47)年度に創設され、これまで108人、69団体に贈られている。
鈴木氏は最上峡芭蕉ライン観光および最上川交通の社長として、最上地区の観光物産業界、交通業界の中核的な役割を担い、全県の観光物産や、交通業界の振興に貢献した。山形DC(2014年開催)やインバウンド誘致における尽力、「プロが選ぶ水上観光船30選」(旅行新聞新社主催)で過去6回開催中、4回1位に選ばれるなどの快挙が認められた。
鈴木氏は「(受賞は)舟下りスタッフの現場力のたまもの。今後も高付加価値商品の提案などを通じて、山形県の観光を盛り上げていきたい」という。