船から見る航空機の迫力と魅力を体験 元管制官と特別クルーズ(シーライン東京)
2023年9月20日(水) 配信
シーライン東京(斉藤博章社長、東京都港区)は9月18日(月)、「空と海のSYMPHONY HANEDA Airport Sky View Cruise」を実施した。
船から見る航空機の迫力と魅力を体験してもらいたいとの思いを込め企画。当日は羽田空港D滑走路沖まで船を進める特別航路での運航とし、空港沖では元管制官が離発着する航空機の機種や便名、離発着時のルール、管制官とパイロットのやり取りなどを生解説した。
参加者はその後、船内で行われた航空管制教室で管制官の人数や管制塔の高さ、羽田空港の面積などをクイズ形式で学び、離発着時の管制官とパイロットのやり取りをシミュレーション形式で体験した。
今回のクルーズを担当したのは、航空交通管制協会の堀井不二夫氏と玉井一久氏。堀井氏は99人の参加者に「管制官の仕事は大変だが、自分の指示で飛行機を動かせる楽しい仕事でもあります。将来の職業選択のひとつとして考えてみてもいいのでは」と呼び掛けた。
「飛行機を近くで見られて楽しかった」「色々な体験ができて大満足です」など、参加者からも好評を博した今回の企画。シーライン東京は、内容を深化させながら今回のクルーズを定番化させたい考えを示す。