日立が通天閣看板を1年ぶりに点灯 吉村知事「大阪に元気を」と期待
2023年9月25日(月) 配信
日立製作所(小島啓二社長兼CEO)は9月22日(木)、通天閣観光が運営する大阪・通天閣の野外広告看板をリニューアルし、点灯式を行った。吉村洋文大阪府知事も出席し、「2025年の万博は多くの人が大阪に訪れる。大阪に元気を届けていくためにも、通天閣から灯りを発信し続けてもらえたら嬉しい」と期待した。通天閣が点灯するのは1年ぶり。
小島社長は「通天閣は今年の7月で初代誕生から111周年を迎えた。大阪のシンボルとして、新型コロナの時期も含めて地域のために輝いてきた通天閣。今後も、通天閣の灯を絶やさぬよう、日立としてサポートし続けていきたい」と意気込んだ。また、今回のリニューアルでLED照明に全面切り替えた看板広告について、「多言語対応が可能になったため、海外の人も多く訪れる通天閣で、さまざまなメッセージを出していきたい。大阪・関西万博もあり、どんどん盛り上がっていく大阪をサポートする」と語った。
点灯式には大阪・関西万博公式キャラクターの「ミャクミャク」や通天閣代表の「ビリケンちゃん」が光のメッセンジャーとして登場。通天閣観光の西上雅章会長の合図で、光をつなぐトーチリレーがスタートし、新世界の2つの通りを副知事「もずやん」や新世界代表「くしたん」などキャラクターが会場まで光のアーチを届けた。
最後に6人の登壇者が光のトーチを受け取り、点灯台にトーチをかざすと音楽と共にライティングショーが開始された。約4分間の音楽に乗せた光のショーに歓声があがり、多くの人がカメラを向けた。