第42回温泉関係功労者表彰 多田計介氏など14人・2団体が受賞
2023年9月29日(金) 配信
環境省は9月26日(火)、第42回温泉関係功労者表彰の受賞者14人・2団体を発表した。このなかで、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会の元会長で、日本温泉協会副会長の多田計介氏が受賞した。「多年にわたり温泉の保護及び温泉の適正利用に関し普及啓発活動を行い、顕著な功績があった」ことが評価された。
同賞は、温泉の保護や温泉の採取などに伴い発生する可燃性天然ガスによる災害の防止や、温泉の適正利用への普及啓発活動、学術研究や研究開発、温泉地の活性化に向けた活動、温泉行政の推進などに取り組み、とくに顕著な功績があったとされる人物に贈られる。
表彰式は10月6日(金)午後、環境省で行われる。
表彰者は次の各氏。
【個人】
▽田村徹(群馬県温泉協会副会長)
▽久保寺公正(箱根町温泉専門技術員)
▽大谷具幸(岐阜県自然環境保全審議会会長、同温泉部会会長)
▽三田村宗樹(大阪公立大学大学院理学研究科教授)
▽本仲純子(徳島県環境審議会会長、同温泉部会委員)
▽大沢信二(京都大学大学院理学研究科附属地球熱学研究施設教授)
▽三島里都子(マリンバックス法律事務所弁護士)
▽多田計介(日本温泉協会副会長)
▽泉從道(室賀診療所所長、研成会諏訪湖畔病院医師、長野県厚生農業協同組合組合会鹿教湯三才山リハビリテーションセンター三才山病院名誉院長)
▽宮田昌明(鹿児島大学医学部保健学科教授)
▽板寺一洋(神奈川県温泉地学研究所所長)
▽桑野和泉(玉の湯代表取締役社長、由布市まちづくり観光局代表理事、由布院温泉観光協会常任顧問)
▽下村彰男(國學院大學観光まちづくり学部教授)
▽朝野泰昌(湯村温泉観光協会会長、新温泉協会観光振興協議会会長、朝野家代表取締役、麒麟のまち観光局副社長)
【団体】
▽湯浜温泉源泉
▽湯田温泉配給協同組合