高峰秀子生誕100年プロジェクト 復刻上映や特別展示会など展開
2023年10月3日(火) 配信
映画『二十四の瞳』、『カルメン故郷に帰る』、『浮雲』などに出演した昭和を代表する女優・高峰秀子さんが、1924年に北海道函館市で生まれてから来年で生誕100年を迎えるのを機に、「高峰秀子生誕100年プロジェクト実行委員会」(会長=大江正彦・香川県小豆島町町長)は今秋から来年にかけて出演映画の復刻上映や特別展示会などさまざまなプロジェクトを行う。
女優としての功績だけでなく、晩年は文筆家として活躍した高峰さんの女性としての生き方や美学も発信する。
復刻上映会は東京都豊島区の新文芸坐を皮切りに全国各地で実施する。新文芸坐では10月15日(日)から31日(火)まで、『浮雲』『張込み』など計12本を上映する。15日午後には高峰さんの養女、斎藤明美さんのトーク&サイン会も開く。
その後、香川県立ミュージアム(香川県高松市)や大阪九条・シネ・ヌーヴォ(大阪府大阪市)、ラピュタ阿佐ヶ谷(東京都杉並区)、高知県立県民文化ホール(高知県高知市)、鎌倉市川喜多映画記念館(神奈川県鎌倉市)などで順次上映する。上映館は今後増えるという。
高峰さんの全生涯を貴重な愛蔵品などを通して発信する大特別展「逆境を乗り越えた大女優 高峰秀子の美学」は2024年3月28日(木)から5月6日(月・祝)まで、東京タワー(東京都港区)にあるRED°TOKYO TOWER特別会場で開く。