ぬいぐるみが紅葉シーズンの白河をめぐる おもちトラベル、10月末にツアー実施
2023年10月4日(水) 配信
ぬいぐるみ専門旅行を企画する、おもちトラベル(合同会社うきうきわくわく運営)は10月29~31日に福島県白河市の紅葉シーズンに合わせて「ぬいぐるみ白河ツアー」を実施する。ぬいぐるみだけが参加できるツアーで、申し込みは10月10日(火)から、先着8組限定。
日本玩具協会によると、2022年度のぬいぐるみ売上(希望小売価格ベース)は前年度比13・1%増加し、市場規模が拡大している。おもちトラベルによると、推しのぬいぐるみを連れて出掛ける愛好者が急増し、景色などとぬいぐるみを一緒に撮影する「ぬい撮り」を楽しむ人が増加。インスタグラムで「#ぬい撮り」(英語では「#plushiesofinstagram」)を検索すると合計600万件以上も投稿がある一大ジャンルだという。
こうしたなか、おもちトラベルでは持ち主の手を離れて、まるで生きているかのように旅行やアクティビティを楽しむことをコンセプトにツアーを企画。本場ドイツのテディベアの手法で作られた、オリジナルのコアラのぬいぐるみ「タピ」が添乗員を務める。
現在まで19ツアーを開催しており、延べ130体のぬいぐるみが参加した。ツアー中は各種SNSでリアルタイムに発信を行い、ツアー実施後のアンケートでは「(自身の)ぬいぐるみの新しい魅力が見られた」「見たことのない景色を見られて楽しかった」など5段階中4.5以上の高評価を獲得。リピート率も90%を超えるという。
今回は白河観光物産協会の協力のもと、おすすめの紅葉スポット散策やご当地キャラクターとのグリーティングなどを行う予定。参加費は1万1000円(税込)を予定する。
集合時と解散時の配送はすべて郵送で、返送時に白河のお土産とツアー写真などを同封する。