マウイ島西部山火事に約1億133万円の救援金集まる ハワイ州観光局
2023年10月4日(水) 配信
ハワイ州観光局日本支局(ミツエ・ヴァーレイ局長、東京都千代田区)はこのほど、同局が設けた「マウイ島西部 山火事救援金」受付サイトに総額1億133万4492円の救援金が寄せられたと発表した。サイト開設期間中の8月17日~9月30日に、サイトと銀行振込で135法人・団体から5681万7927円、一般個人5043人から4451万6565円を預かった。救援金はハワイ州とマウイ州郡が推奨するハワイコミュニティ財団運営の「マウイストロング基金」へ全額送金する。
ヴァーレイ局長は発出したメッセージで謝意を述べたうえで、「ラハイナの復興への道のりは長く、多額の費用がかかる厳しいものになると思いますが、私たちは観光産業を安定させることでハワイ州の経済を支えマウイ島の復興を進めてまいります」と力を込めた。
現状、マウイ島の他エリアやほかの島は通常通り観光ができる。オアフ島やハワイ島ではコロナ禍で再開発と多様化が進んでおり、新しいショップやレストラン、アクティビティの開業、ホテルの改装が行われたことを紹介。「ハワイ固有の文化と美しい自然は、初めてハワイを訪れる人も、久しぶりに訪れる人にもほかに類を見ない特別な体験と感動を与えてくれると思います」と来訪を呼び掛けた。