最上階を24年3月にリニューアルオープン 京プラ、デスティネーションホテル目指す
2023年10月6日(金) 配信
京王プラザホテル(若林克昌社長、東京都新宿区)は7月から本館最上階、47階の全面改装に着手している。2024年3月中旬に宿泊者が寛げるスペースとして、「SKY PLAZA IBASYO」をオープンする予定。同ホテルは長期的な視野で改装を進め、ホテルの価値を向上させて滞在自体が旅の目的となる「デスティネーションホテル」の実現を目指す。
本館47階は地上170メートルに位置し、新宿エリアを一望できる眺望が売り。1971年に日本初の超高層ホテルとして開業した当時は、展望室として多くの人を魅了し、半年で来場者数は100万人を超えたという。
リニューアル後の「SKY PLAZA IBASYO」のデザインコンセプトは「思い思いのスタイルで、思い思いに過ごす、あなたの居場所」。内装は寛ぎを演出するため、多くの植栽を配置して柔らかいアースカラーを使用する。空間は6つのゾーンに分け、個人でもグループでも使えるようにする。
このうち、ライブラリーは1人で快適に過ごす空間としている。パークはハンモックや暖炉を配置し、アウトドアの雰囲気を演出。ホールは、イベントも開催できるフリースペースとする。このほか、ラウンジとガーデン、マルチパースがある。