福井県内4駅に大型ボード設置 北陸新幹線延伸開業の機運醸成
2023年10月11日(水) 配信
福井県はこのほど、2024年3月16日(土)に開業する北陸新幹線の福井・敦賀延伸をアピールしようと福井、芦原温泉、武生、敦賀の各駅にカウントダウンボードを設置した。
ボードはいずれも高さ2メートル以上あり、北陸新幹線車両の「W7系」を前面に配置したインパクトあるデザイン。前面と背景に分かれた構造で、あいだに入って撮影できる。「ファーン」というW7系の汽笛が鳴る機能も搭載する。
ボードの背景デザインは駅ごとに異なり、福井駅のボードは恐竜モニュメントや一乗谷朝倉氏遺跡を描く。芦原温泉駅は開湯140周年を迎えたあわら温泉と、300種類20万本のハナショウブが咲き誇る北潟湖畔花菖蒲園を紹介する。
武生駅は、北陸新幹線の新駅となる「越前たけふ駅」や来年のNHK大河ドラマの主人公となり盛り上がりが期待される紫式部公園などをアピール。敦賀駅は敦賀湾の風景や日本三大鳥居に数えられる気比神宮などをあしらう。