test

「温泉大国! 新潟」テーマに魅力や各温泉地の取り組み発信 新潟プレミアムサロン開催

2023年10月18日
営業部:後藤 文昭

2023年10月18日(水) 配信

(左から)柳女将、穴澤若女将

 新潟県は10月16日(月)、旬の話題や特別な情報を紹介する「新潟プレミアムサロン」を表参道・新潟館ネスパス(東京都渋谷区)で開いた。

 今回のテーマは、「温泉大国! 新潟」。温泉エッセイスト、跡見学園女子大学兼任講師の山崎まゆみ氏による講演と、松之山温泉「ひなの宿 ちとせ」の柳明美女将、月岡温泉「白玉の湯 泉慶」の穴澤恵子若女将による鼎談を通じ、魅力と各温泉地の取り組みを発信した。

山崎まゆみ氏

 「世界32か国の温泉地を巡った私が見た『温泉大国』新潟の魅力とは」と題し講演を行った山崎氏は、「温泉地に携わる人。心の豊かさ、人情の熱さ、温かさ」が新潟の温泉地の素晴らしさとの見解を示した。そのうえで同県の温泉の特徴に①温泉地数全国3位②珍しい温泉がある③絶景風呂④県民需要が高い⑤独自の宿文化ーーの5点を挙げ、県内の各旅館を例にそれぞれの実例を紹介。最後に、「最も相性のいい温泉が最も効果を発揮するので、自身のマイ温泉(相性のいい温泉)を見つけていただけると、温泉がより楽しくなりますよ」と来場者に呼び掛けた。

 山崎氏の講演後に行われた鼎談では、柳女将と穴澤若女将が、各温泉地での取り組みを紹介した。松之山温泉では2008年旅行会社と地域会社、2つの役割を担う「松之山温泉合同会社まんま」を設立した。設立に際し旅館・土産物店の経営者、一般市民など16人が出資。同温泉地で楽しめる体験プログラムも企画・販売、温泉コスメの開発などを行っており、温泉の熱を利用し温泉街に消雪パイプも敷設した。また20年12月には、地域の合意形成のもと松之山温泉松之山3号泉の余剰温泉と温泉熱を利用したバイナリー発電施設「コミュニティ発電 ザ・松之山温泉」も稼働させた、東京都世田谷に全量売電している。

 一方、月岡温泉では2014年に旅館の若手経営者らが合同会社「ミライズ」を設立し、温泉街の空き店舗や家屋を新潟がテーマのセレクトショップに生まれ変わらせている。目指すのは、「歩きたくなる温泉街」。1年に1軒新しい店舗をオープンしており、今年12月には10店舗目となるドライフルーツとナッツの専門店が開業する予定だ。

いいね・フォローして最新記事をチェック

コメント受付中
この記事への意見や感想をどうぞ!

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE
TOP

旅行新聞ホームページ掲載の記事・写真などのコンテンツ、出版物等の著作物の無断転載を禁じます。