クラフトビール醸造所開設へ アルピコグループ、ホテルブエナビスタを改装
2023年10月25日(水) 配信
アルピコグループ(持株会社=アルピコホールディングス、佐藤裕一社長、長野県松本市)は10月2日から、アルピコホテルズ(深澤洋充社長、長野県松本市)が運営する「ホテルブエナビスタ」の地下1階宴会場「ミュートス」を改装し、「クラフトビール醸造所」開設に向けた工事を開始した。
ホテルブエナビスタ地下1階「ミュートス」は、1991年ホテルブエナビスタ開業と同時にディスコとして営業を始め、その後宴会場としての営業をしてきたが、アルピコグループの新たな事業展開として「クラフトビールの醸造」を2024年春から目指し、改装工事を行うことになった。
工事日程は、24年4月上旬まで。醸造開始は24年4月上旬(予定)。事業運営会社はアルピコホテルズ(予定)。
現在、消費者の嗜好や思考、行動の多様化により、日本各地でクラフトビールへの関心が集まっているなか、アルピコホテルズが長年培ってきた料飲のノウハウなどアルピコグループ各社との相乗効果の高いクラフトビール醸造事業を展開することで、信州へ訪れることの「楽しさ・ときめき」を提供し、地域の活性化につなげていくことを目的としている。
地域の特色や文化を反映したオリジナリティ溢れるクラフトビールは、アルピコホテルズ各施設のレストランや売店での提供・販売のほか、アルピコグループ各社でも取り扱いを想定している。
24年春から提供予定のアルピコグループが作る「クラフトビール」のビールブランド名などは決定次第、発表される予定だ。