電動キックボード導入へ 大分・別府で実証実験始まる
2023年10月20日(金) 配信
大分県別府市のJR別府駅内にある観光案内所「ワンダーコンパス別府」で10月19日(木)から、電動キックボードの貸し出しが始まった。
東急(堀江正博社長、東京都渋谷区)と別府市産業連携・協働プラットフォーム「B-bizLINK」(堀景代表理事)の連携による実証実験で、周遊観光の活性化や「2次交通」の課題解決などを検証する。2024年3月31日(日)まで。
主に首都圏や関西圏でシェアリングサービスを展開する「LUUP」(岡井大輝社長、東京都千代田区)の電動キックボードを5台導入した。LUUPが九州でサービスを展開するのは初という。
料金は10分あたり100円。貸し出し時間は午前8時45分から午後5時まで。観光案内所で利用を受け付ける。利用には専用アプリから年齢確認書類の登録と交通ルールテストの連続満点合格が条件となる。
電動キックボードは7月の道路交通法改正で、条件を満たせば「特定小型原付」に区分され、16歳以上の場合、免許不要で乗れるようになった。