下呂温泉 35周年神社例祭開く 4年ぶりに通常内容で
2023年10月24日(火) 配信
岐阜県・下呂温泉は10月8日、「下呂温泉神社例祭」(瀧多賀男氏子総代)を4年ぶりに通常内容で実施した。
過去3回は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から縮小規模で行っていた。
本例祭は、1989(平成元)年に山形県の出羽三山の湯殿山神社から分霊を拝し、毎年10月8日に感謝を込めて執り行われており、今年で35回目の節目に当たる。
当日は下呂駅から「参進行列」が、温泉神社前の白鷺橋まで行進し、組合員はじめ関係者による祭事が行われた。
神社前では、芸妓連による奉納舞や獅子舞を披露。紅白だんご、ふるまい酒、宿泊券(補助利用券)、お菓子などをまく“せんごまき”を旅行者に振る舞った。
斎藤正巳祭典実行委員長は「35周年が皆様の協力のもと無事に開催された。これからも安心、安全の下呂温泉として努力していき、訪れる旅行者に楽しんでもらえる温泉地にしていきたい」とあいさつした。
10月22日には、秋の恒例イベントとなった飛騨牛豪快焼き&秋の味覚満喫フェア「下呂温泉謝肉祭」(入場無料)が、市内の幸田河川敷「いで湯大橋上流側」で開催され、参加者は秋の味覚を満喫した。