スリランカ政府観光局が観光PR 国交樹立70周年で誘客に力
2023年10月25日(水) 配信
スリランカ政府観光局は10月23日(月)に東京、翌日24日(火)に大阪で観光プロモーションイベントを開いた。観光業界関係者らを集め、セミナーや商談会などを実施した。昨年、スリランカは我が国と外交関係樹立70周年を迎え、日本からの誘客に注力している。
スリランカ観光開発庁によると、スリランカへの観光客数はコロナ禍の2021年の19万4495人から、2022年には71万9978人と3倍以上の回復を見せた。今年もさらなる増加を期待しているという。
23日に東京都内のホテルで開催したセミナーでは、ロドニ・ペレーラ駐日スリランカ大使が登壇。ペレーラ大使は「スリランカにとって観光は血でありDNAであり、重要な産業だ。スリランカは雪以外のすべてを提供できる」と“オールインワンカプセル”と呼ぶ自国の観光魅力をアピールした。
また、日本はスリランカにとって重要な国であり、「両国は1952年の早い時期に国交が樹立し、大使館が置かれ親交を深めてきた。これからも日本のパートナーとして発展したい」と述べ、現在は大使自ら地方に出掛け、各地域とのつながりを深めていることなどを紹介した。