日ASEAN観光大臣特別対話、10月27(金)~29日(日)開催 50周年を機に持続可能性と相互交流を語る
2023年10月24日(火) 配信
政府は10月27(金)~29日(日)、日ASEAN観光大臣特別対話を東京プリンスホテル(東京都港区)で開く。今年10月に「日ASEAN友好協力50周年」を迎えたことにより、各国の共通課題である持続可能な観光のあり方や、両地域の相互交流の促進について議論をはかる。
今回の会合では、日本とラオスが共同議長国を務める。参加者は、日ASEAN観光大臣(ラオス、インドネシア、タイ)、ASEAN事務総長、日アセアンセンター、PATA、OECD、UNWTO、ASEAN事務局など。このほか、日本政府観光局(JNTO)や日本旅行業協会(JATA)も参加する予定だ。
ASEAN10カ国のほかに、加盟予定の東ティモールを加えた11カ国が参加する。
テーマは、「持続可能な観光」「相互交流の拡大」の2本柱。目指す合意の方向性として、「観光振興により社会や経済、環境の好循環を生み出し、地域の持続可能性を高めること」「平和と繁栄のため、相互交流を通じた域内の人々の国際感覚の向上や、相互理解の増進をはかる」──とした。
なお、日本は、10月18日(水)に取りまとめたオーバーツーリズム対策パッケージの紹介や、観光産業の人手不足の課題などを踏まえ、地方の観光産業をどう強めていくかを議論する予定だ。