四国DC17年春に、4県・JR四国など会合開く
JRグループの大型観光キャンペーン「四国デスティネーションキャンペーン(DC)」の2017年4―6月実施決定を受け、高松市内のホテルで6月1日、四国4県やJR四国などで組織する四国DC推進委員会の第1回会合が行われた。
四国DC開催は03年以来14年ぶり。DC期間中はJRグループ6社が駅構内や列車内で四国PRを集中的に展開する。
会合には四国ツーリズム創造機構の松田清宏会長をはじめ、徳島県商工労働観光部の折野好信次長、香川県交流推進部観光振興課の玉井秀紀課長補佐、愛媛県経済労働部観光交流局の佐伯登志男局長、高知県観光振興部の伊藤博明部長ら14人が参加した。
松田会長は「ようやく誘致することができた。四国には素晴らしい素材がたくさんある。本番まで時間は少ないが、推進委員会と実行委員会が両輪となり、何度も四国へ来てもらえるようなキャンペーンを展開したい」と意気込みを述べた。
同日には推進委員会事務局(四国キヨスク本社内)の看板かけ式典も行われた。
来年春には旅行会社の担当者らを招き、「全国宣伝販売促進会議」を開くほか、プレDCも展開。瀬戸内国際芸術祭2016とリンクさせ、四国への誘客を強化する。