「天王洲キャナルフェス2023秋&冬」11月2~4日の3日間開催 産学連携・観光DXへのチャレンジ企画も
2023年10月26日(木) 配信
「TENNOZ CANAL FES 2023 -autumn&winter-」(天王洲キャナルフェス2023秋&冬)が11月2(木)、3(金・祝)、4日(土)の3日間、東京・天王洲エリアで開催される。
主催者の「天王洲・キャナルサイド活性化協会」(三宅康之代表理事、東京都品川区)は同フェス内で、跡見学園女子大学の篠原ゼミと、協会会員のパナソニックグループと産学連携し、「文化観光の体験都市」として地域観光地づくりを目指した取り組みを実施する。
具体的には、昨年から実証実験を重ねているクラウド型街巡りガイドサービス「Smart Town Walker®」をはじめ、学生によるツアーガイドを融合したモビリティアートガイドツアーや、アートクルーズを実施。
さらに、遠隔コミュニケーションシステム「AttendStation®」をバージョンアップして、無人対話機能を搭載した案内サービスを提供する。
3者は品川・天王洲地区で、さまざまな地域からの来街者や、増加が見込まれるインバウンドに向け、観光DXや空間価値向上技術を活用し、地域消費拡大に向けた観光まちづくりに挑戦している。
また、水辺とアートの観光まちづくりを進める品川天王洲地区は、2016年から観光庁などの助成を受けながら実証実験を重ねている。その成果として、持続可能な地域の未来をつくるために、「回遊型」をベースにした観光ツアーの開発に取り組んでいる。
天王洲・キャナルサイド活性化協会の三宅康之代表理事は、「当協会は設立以来、官民学の連携で天王洲の街の活性化に取り組んでいます。昨年から、パナソニックグループの先進技術と、跡見学園女子大学観光コミュニティ学部篠原ゼミの学生との連携により、次世代のおもてなしや感性を織り込む観光DX商品開発も商品化の最終段階となっています」とし、「この産学連携による実証実験を重ねた観光DX商品が、『文化観光の体験都市』として、国内外観光客を受け入れるための礎となります」とコメントしている。