池袋を楽しむサブカルチャーの拠点の1つに 東京都、日本のアニメの拠点「アニメ東京ステーション」開業
2023年10月31日(火) 配信
東京都は10月31日(火)、世界中に根強いファンを持つ日本アニメの拠点「アニメ東京ステーション」(東京都豊島区)を開業した。
地下1階では都が保管する約5万点のレイアウトや原画、シナリオ、企画書、台本、絵コンテ、セル画などを保管、展示。展示を通じて、アニメ制作の工程を紹介する。
2階には企画展用のスペースとグッズショップを用意した。企画展は年4回企画展を予定しており、内容は話題の作品などを中心に運営、管理を行う日本動画協会とテーマを選定する。現在同スペースでは、24年1月まで人気の高い「NARUTO-ナルト-」フィギュア&ゲームの展示が行われている。
このほか、懐かしい作品から最新の人気アニメまで、計118作品のアニメのキャラクターや名シーンで構成されたシンボルディスプレイが飾られているアニメ総合情報フロアでは、アニメ制作などを学べるワークショップの実施も予定する。
都は「アート・カルチャー」の魅力溢れるまちづくりを進める豊島区とも連携し、池袋を楽しむサブカルチャーの拠点の1つとして、活用していく考えを示す。