国内宿泊旅行が4.8%減、15年版観光白書(観光庁)
観光庁がこのほど発表した2015年版観光白書によると、2014年の国内宿泊旅行延べ人数は前年比4.8%減の3億499万人となった。日帰り旅行は同0.9%減の3億771万人。消費税引き上げや、物価上昇に所得の上昇が追い付いていないこと、天候不順などが影響したとみられる。
延べ宿泊者数は同1.4%増の4億7230万人泊。日本人の延べ宿泊者数は1.2%減と減少したが、外国人延べ宿泊者数が33.8%増となり、これを補った。
過去4年間の客室稼働率の推移をみると、14年の全国平均は58.4%と過去最高。東京都と大阪府は80%を超える結果となった。