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しらはま丸をラッピング 「黒船フェリー」運航へ(東京湾フェリー) 

2023年11月2日
営業部:後藤 文昭

2023年11月2日(木) 配信

黒船フェリー(イメージ)

 東京湾フェリー(齊藤宏之社長、神奈川横須賀市久里)は11月23日(木・祝)から、黒船フェリーの運航を開始する。

 ペリー率いる黒船艦隊が浦賀沖に来航してから170周年を迎えたことから企画。同社所有のしらはま丸に、黒船(サスケハナ号)に模したラッピングを施し運航することで横須賀を“黒船初来航の地”として広く周知し、横須賀市・地元観光協会・地元商店街とともに観光活性化をはかる。

 ラッピングに合わせ内装には当時のイラストをあしらい、黒船来航当時の歴史やストーリーをわかりやすく展示。船内ではさまざまな黒船関連商品を販売する。関係者は、「ペリーが乗船していたサスケハナ号としらはま丸の全長はほぼ同じなので170年前に来航した黒船の大きさがイメージいただけるのでは」と PRする。

 同社は黒船フェリーを使用し、11月25日(土)と26(日)、170年前ペリー艦隊が久里浜沖に来航した際に停泊した位置や、江戸湾の測量でペリーアイランドと海図に書かれた猿島、ペリーも実際に見たと言われる浦賀港にある燈明堂などをガイドの解説つきで巡る「ペリー来航の足跡と横須賀の伝説を辿るクルーズ」を実施する。

 12月23日(土)と24(日)に運航する「黒船で行く横須賀の夕日と夜景・ソウルフードを楽しむXmasクルーズ」では、ペリーも見た可能性がある走水沖からの夕日と富士山を楽しみながら横須賀沖までをガイドの解説とともにクルージング。船内には、横須賀海軍カレーやネイビーバーガー・ポテチパン・横須賀ブラジャーなど、横須賀の代表的なソウルフードを用意する。

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