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【特集No.646】ツーリズムEXPOジャパン2023大阪・関西 万博見据えた未来の旅を

2023年11月8日(水) 配信

 

 日本観光振興協会(山西健一郎会長)、日本旅行業協会(JATA、髙橋広行会長)、日本政府観光局(JNTO、蒲生篤実理事長)は10月26(木)~29日(日)の4日間、インテックス大阪で「ツーリズムEXPOジャパン2023大阪・関西」を開いた。テーマは「未来に出会える旅の祭典」。観光大臣会合では「未来のために、ツーリズムを『再考(Rethink)』する」を掲げ、活発な議論を交わした。旅行の機運が高まるなか、2025大阪・関西万博へつなぐ観光イベントとして、4日間合計で14万8062人が来場した。

【馬場 遥】

 

観光の未来像を発信する 来場者は14万8000人

 10月26日(木)の業界日に行われた開会式では、山西健一郎組織委員長(日本観光振興協会会長)が、「大阪・関西万博が約500日後に控え、世界中の注目が集まる関西から、日本の観光産業が完全復活し元気になった姿や、観光の未来像を発信する絶好の機会となる。インバウンドが急速に回復する一方で、アウトバウンドは円安や物価高騰などの影響を受け、大きく遅れている状況にある」と説明した。

 「海外旅行の復活無くして旅行業界の復活はない。EXPOに参加された皆様に、海外を旅する魅力を体感してもらい、アウトバウンド復活の足掛かりにしてもらいたい。新しい旅のカタチを体現するイベントになると確信している」と強調した。

 国連世界観光機関(UNWTO)エグゼクティブ・ディレクターのゾリティサ・ウロシェヴィッチ氏は、「観光業界は変革への明確な意思を持って戻ってきた。日本でも、周辺地域の各地においても、観光産業は経済に欠かせない原動力となっている。ここ大阪を皮切りに、責任ある未来に向けて変革を起こすとき」と述べ、会場に集まった観光関連事業者へエールを送った。…

 

【全文は、本紙1920号または11月16日(木)以降日経テレコン21でお読みいただけます。】

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