直行・周遊バスの実証運行実施 北陸新幹線の延伸に向け(福井県)
2023年11月9日(木) 配信
福井県は、2024年3月16日(土)の北陸新幹線金沢・敦賀延伸による、関東方面からの観光需要増加を想定し、あわら温泉(同県あわら市)と県立恐竜博物館(同県勝山市)を結ぶ直行バスと、博物館から周辺観光地を周回する周遊ループバスの実証運行を行っている。
運行期間は2期に分かれ、第1期は10月14日(土)に始まり12月17日(日)まで。第2期は新幹線の延伸開業月となる2024年3月8日(金)から31日(日)。
直行バス、周遊ループバスとも「あわら恐竜号」と名付けた。ケイカン交通(同県あわら市)が運行する。
直行バスは1日往復。往路はあわら湯のまち駅を午前9時50分に出発し、JR芦原温泉駅を経由し、博物館に同11時に到着する。復路は博物館を午後3時5分に出発し、JR芦原温泉駅を経由し、あわら湯のまち駅に同4時12分に到着する。運賃は片道大人(中学生以上)2000円、子供(小学生)1000円。
周遊ループバスは博物館発着で、大野市内や一乗谷朝倉氏遺跡、大本山永平寺をめぐる。運賃は大人1000円、子供500円。