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「ONSEN・ガストロノミーツーリズムコラム」 ニホンヤマネも暮らす森(埼玉県飯能市)

2023年11月13日
営業部:後藤 文昭

2023年11月13日(月) 配信

日干しされている木桶

 東京都内から約1時間、埼玉県飯能市は丘陵地の雑木林から山地の植林・自然林まで多様な樹林が分布し、源流域から中流域までの変化に富んだ河川環境が見られる場所です。また市域の75%を占める森林には、日本最古参の哺乳類とも言われている「ニホンヤマネ」やカモシカなど、さまざまな動植物が生息しています。

 こうしたことから市内には、エコツアーを実施している人、団体が多く、さまざまな切り口で飯能の豊かな自然や、文化、歴史を訪れる人に伝えています。
 豊かな自然を舞台にエコツアーを実施していることから、環境保全に力を入れている方も多く、人間と生き物の共生が体現されているのも飯能市の特徴です。

 私が営むやまね酒造も飯能産西川材で作られた木桶で酒を醸すことで、飯能の自然や生き物の命の鼓動を感じられるような自然派のお酒を目指しています。また酒などの売上の一部は、飯能の自然や生物多様性を守る活動資金に充てています。

 飯能市のエコツアーに参加し、豊かな自然の中に暮らす動植物や守り続けてきた歴史、文化に触れてみるのはいかがでしょう。晴れている日にお越しの際は、素晴らしい絶景の「名栗湖」もおすすめ。湖の近くではさまざまな動植物を観察することもできます。

 昔ながらの木桶仕込みの伝統的酒造りをするやまね酒造にお越しいただければ、木桶が日干しされているこの地域の昔ながらの光景も見られるかもしれませんよ。

【やまね酒造 代表 若林 福成】

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