「地域の暮らしと観光まちづくり」テーマに 國學院大學 観光まちづくりフォーラム開く
2023年11月14日(火) 配信
國學院大學(針本正行学長)は11月8日(水)、第4回観光まちづくりフォーラムを開いた。テーマは、「地域の暮らしと観光まちづくり」。冒頭、観光まちづくり学部観光まちづくり学科学部長の西村幸夫教授は学部開講からの1年半の講義のようすなどを紹介。そのうえで、「我われは、『地域を見つめ、地域を動かす』ということをモットーとしている。地域を見つめるには文系的な知が、それを具体的な行動に結びつけるには、理系の知恵が必要。両者を合わせ、地域の未来をカタチにする学部をつくる」と力を込めた。
フォーラムでは、フットバス研究所(熊本県・美里町)井澤るり子代表、ツールドラック(滋賀県大津市)の川口洋美代表、千年鮭きっかわ(新潟県村上市)の吉川真嗣社長がそれぞれの地域での取り組みを説明した。
その後3氏はアメリカ・ジョージタウン大学教授で國學院大學特別招聘教授のジョルダン・サンド氏をコメンテーターにパネルディスカッションを実施。コーディネーターは、西村学部長が務めた。パネルディスカッションでは、各地域の取り組みを持続可能なものとするために必要なこと、今後の展開などについて、それぞれの考えを語った。