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伊予鉄グループ、完全週休3日制へ 年内に運転士の休日増も

2023年11月15日
編集部:長谷川 貴人

2023年11月15日(水)配信

伊予鉄グループは多様な働き方ができる仕組みづくりへ(イメージ)

 伊予鉄道や伊予鉄バスなどの持ち株会社である伊予鉄グループ(清水一郎社長、愛媛県松山市)は、10月から全従業員が土日に加え、毎週水曜も休日とする「完全週休3日制」に完全移行した。伊予鉄道、伊予鉄バスの運転士らは年内にも休日数を増やすほか、週休3日を選択可能なシフト勤務者枠の新設を決定し、募集開始は年明けからとなる見込み。

 完全週休3日制は9月に試験運用を経て導入し、年間休日は120日から170日超になる。伊予鉄グループは、3カ月単位で労働時間を管理するフレックスタイム制を導入しており、総労働時間や給与の変更はない。これにより、従業員の働き方改革、ワークライフバランスの実現や子育て支援などをはかる。

 今後、伊予鉄道や伊予鉄バスにおいても多様な働き方ができる仕組みをつくり、採用の強化につなげていきたい考えだ。

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