「大観峰」直行バス運行 2次アクセス向上で実証事業(熊本県)
2023年11月16日(木)配信
熊本県と同県観光連盟は11月11日(土)、阿蘇市の阿蘇駅前発着で人気の絶景スポット「大観峰」を結ぶ直行バスの運行を始めた。「熊本型観光MaaS」構築に向けた実証事業の一環で、来年3月24日(日)までの土・日・祝日に運行する(12月25日~1月5日は運休)。
1日3便。1便目は阿蘇市内宿泊者のチェックアウト後利用、2便目はJR特急「あそぼーい」で阿蘇駅に到着する観光客、3便目は阿蘇市内で宿泊する観光客をそれぞれターゲットに想定し、利用しやすい運行ダイヤを組んだ。
往復大人1000円、子供500円で路線バス利用より安価という。1、2便の復路では「ASO MILK FACTORY」での降車も可能だ。
一方、11月18日(土)からは南阿蘇村の立野駅発着で、7月に開業した「熊本地震震災ミュージアムKIOKU」を結ぶタクシーの相乗りシャトルの運行も始める。来年3月24日(日)までの土・日・祝日に運行する。11月25日と12月25日~1月5日は除く。1日6便で往復1000円(大人子供同額)。