道頓堀に「スマートごみ箱」設置 ポイ捨て削減に期待
2023年11月17日(金) 配信
道頓堀商店会(大阪府大阪市)とJTB(東京都品川区)、NTTコミュニケーションズ(東京都千代田区)、フォーステック(同)、合同衛生(大阪府大阪市)は11月16日(木)、同市中央区の繁華街・道頓堀のポイ捨てゴミの削減に向け、商店会エリア10カ所に「スマートごみ箱」を設置した。
ICT(情報通信技術)を活用したごみ箱で、ごみが一定量たまると内部センサーが働き、自動で圧縮する。同じサイズの一般的なごみ箱と比較すると約5倍の量を収容できるという。蓄積状況はネット上からリアルタイムで把握でき、回収業務を適切なタイミングで行うことで、ごみが溢れないように運用する。
ごみ箱はエリア内に約30㍍間隔で設置し、視認効果によるポイ捨て削減にも期待する。
道頓堀は国内外の観光客が行き交い、食べ歩きによるごみのポイ捨てが深刻化していた。今年1月にスマートごみ箱2個を設置して実証実験を行い、約4割の削減効果がみられたという。