tripla、Web広告の運用代行 「tripla Boost」を開始
2023年11月27日(月) 配信
宿泊施設向けITソリューションを展開するtripla(トリプラ、高橋和久CEO)はこのほど、Web広告の運用代行サービス「tripla Boost」の提供を始めた。広告運用に着手できなかった宿泊施設を支援し、国内外の宿泊者を自社公式サイトへ促すことで、OTA(オンライン旅行会社)手数料の3割減の集客費用を目指す。
同社は、顧客獲得に向けた施策の設計から運用までを担うことで、宿泊施設の人手不足やノウハウ不足を補い、自社公式サイトへの集客率増加の仕組みを構築する。加えて、宿泊予約エンジン「tripla Book」との連携で、広告運用で取得したデータと宿泊データを紐づけた顧客層の特定が容易になり、費用対効果の高い広告運用と顧客属性に沿ったリピート施策が実現できるという。
「tripla Boost」は、「tripla Book」を利用する宿泊施設向けに、グーグルやヤフー、インスタグラム、フェイスブックなどの広告掲載を中心としたWeb広告運用を行う。施設ごとの要望に沿った広告プランを立案し運用、運用実績の分析と広告メニューの最適化までを一貫して行う。また、トリプラは海外でもサービスを展開しているため、インバウンド向けの効果的な広告運用も可能としている。
同社によると「実際にテスト運用を行ったビジネスホテルでは、顧客獲得単価が8.9%程と効率的な顧客獲得が実現。実績データを基にした広告メニューの改善とリピート施策を継続的に行うことで、さらなるコストカットも期待できる」とアピールしている。