創立70周年祝う 国際観光施設協会 記念交歓会開く
2023年11月28日(火) 配信
国際観光施設協会(鈴木裕会長)は11月27日(月)、学士会館(東京都千代田区)で創立70周年を記念し交歓会を開いた。会員ら約200人が参加した。
鈴木会長は冒頭、直近の協会活動の話題を紹介。「公益社団法人として立ち上げた活動が(会員企業の)ビジネスにつながることを実感している。今後は、利他の活動から利己のビジネスを立ち上げるという新しい方式を提案していく」との考えを示し、変わらない支援をお願いした。
直近のトピックでは、「木づかい活動」から会員企業のナニックが地元木材を活用した木製ブラインドのビジネスが生まれ、「LINKED CITY」の取り組みから100社を超える「LINKED CITYコンソーシアム」が誕生したことを紹介。
また木づかい活動と「LINKED CITY」のジョイントプロジェクトが立ち上がり、岐阜県とLINKED CITYコンソーシアムが一体となり国産材の木を使ったまちおこしを実施することや、徳島県とLINKED CITYコンソーシアムが一体となり農泊や観光、スーパーヨットの誘致を行うことが決定したことも報告した。
当日は、記念交歓会に先立ち、記念セミナーも行われた。「日本を伝える」を共通テーマとし、今年4回実施。最終回となる今回は「日本を伝える・都市と建築を語る」と題し、梓設計の有吉匠社長、日建建設の大松敦社長、日本設計の篠崎淳社長が登壇した。