22年度修旅は中学99%実施 コロナ経た変化31%が「ある」 日修協調べ
2023年11月28日(火) 配信
日本修学旅行協会(竹内秀一理事長)が11月9日(木)に発表した2022年度全国修学旅行調査速報版によると、修学旅行を実施または時期を変更した中学が前年度同期比約15.6㌽増の99.8%、高等学校は同11・3㌽増の84.2%だったことが分かった。調査は、中学校の855校と高等学校の889校から回答を得た。
「コロナ禍を経て今後の修学旅行に影響や変化はあるか」の問いには、中学校の42.5%がないと回答。あるは31.0%、わからない・未定は26.5%だった。高校は35.0がない。あるは35.5%、わからない・未定は29.4%となった。
具体的には中学校では、「感染対策を取り入れる」が250件でトップ。次いで、体験活動の見直し111件、見学地の見直しが98件と続いた。高校では、感染対策を取り入れるが527件で最多。以降は実施時期の見直しが297件、国内の異なる方面へ変更が284件の順。
中学校での旅行先は京都が(20.1%)と最も多かった。以降は奈良(17.2%)、大阪(6.9%)、東京(5.4%)、千葉(4.3%)と続く。
実施時期では、5月が205件で最多。次いで9月の148件、9月の101件だった。
班別の自主行動を行った学校は同40.6㌽増の71.7%。
高等学校の旅行先は大阪(13.5%)が最も多く選ばれた。以降は京都(12.9%)、沖縄(7.9%)、東京(7.7%)、奈良(7.3%)の順。
実施時期は11月が226件でトップ。2位以降は10月の192件、12月の188件と続いた。
班別の自主行動を行った学校は同23・2増減の77.6%。