「ステーキなぐら」運営会社、ラグーが破産手続き開始決定(帝国データバンク調べ)
2023年11月28日(火) 配信
ラグー(名倉良知代表、東京都目黒区)は11月15日(水)、東京地裁から破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンクによると、負債は現在調査中という。
同社は2007(平成19)年7月に設立されたステーキ店の運営業者。お笑いタレントの名倉潤さんがプロデュ―スを手掛けたステーキショップ「ステーキなぐら」を運営し、代表は同氏の実兄が務めていた。
店舗は中目黒駅から徒歩5分ほどの目黒川沿いにあり、2010年11月にオープンした。客席数は42席で、国産牛を使用したステーキやハンバーグステーキを提供し、ランチ・ディナータイムで営業していた。また、大手通販サイト内でソーセージや手作りハンバーグ、スイーツ類などの販売も手掛けていた。
各メディアに取り上げられるなど、人気店として知られていたが、「今年4月に『諸般の事情により、5月14日をもって閉店することになりました』とのお知らせを出すなど、動向が注目されていた」(帝国データバンク)としている。