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NAA、10月外客がコロナ禍前超え過去最高に 韓国や台湾などアジア圏好調で

2023年11月30日
編集部:木下 裕斗

2023年11月30日(木) 配信

田村明比古社長

 成田国際空港(NAA、田村明比古社長)が11月30日(木)に発表した2023年10月の総旅客数は、前年同月比82%増の301万7038人となった。このうち、国際線の外国人旅客数は同260%増の156万3438人と過去最高だった。19年同月比で3%増とコロナ禍前を超えた。韓国や台湾、シンガポール、タイなどアジアからの外国人旅客数が好調だったことが主な要因。

 国際線の総旅客数は前年同月比124%増の232万4119人。このうち、日本人旅客数は同84%増の54万9955人。コロナ禍前の19年同月比では54%減だった。

 国内線旅客数は前年同月比12%増の69万2919人。19年同月比16%増となった。

 総発着回数は前年同月比23%増の1万8521回。旅客便のうち、国際線は同66%増の1万1432回。国内線は同4%減の4326回だった。

 一部報道でグランドハンドリング業務の人手不足の影響によって新規就航や増便を希望に対し、今年度内に受け入れる見通しが立っているのは9月末時点で、3分の2程度だったことが報じられたことについて、田村社長は「各社だけに任せるのでなく、NAAによる調整や国からの支援で大幅に改善しつつある」と語った。

韓国などコロナ前超 国際前年比133%増

 11月1(水)~25日(日)の国際線出国旅客数は前年同期比133%増の88万800人。

 このうち、韓国線は同105%増の17万5800人。19年同期比では76%増。台湾線は前年同期比275%増の10万1600人。19年同期比では4%増だった。

 一方、中国は前年同期比412%増の7万3600人。19年同期比では52%減となった。

 田村社長は「中国は景気減速の影響で大きく増えていない」と説明した。

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