世界遺産登録への審査を前に 佐渡の魅力と最新の話題を発信
2023年12月1日(金) 配信
新潟県は11月20日(月)、旬の話題や特別な情報を紹介する「新潟プレミアムサロン」を表参道・新潟館ネスパス(東京都渋谷区)で開いた。
今回のテーマは、「2024世界にはばたく佐渡の魅力」。佐渡金山の世界文化遺産登録の可否が2024年に審査される見通しのなか、一足先に佐渡の最新の話題や食の魅力などを発信した。
なお、表参道・新潟館ネスパスは12月25日に閉館となる関係で、同館でのサロンは今回が最終回となる。
佐渡の最新の話題として紹介された新潟空港を拠点とする新航空会社「トキエア」について長谷川政樹社長は、「地域密着型のハイブリット(高品質・低コスト)航空会社を目指している」と説明した。そのうえで、今後新潟空港から中部国際空港セントレア(愛知県)や仙台空港(宮城県)などを結ぶ便や、東京と佐渡空港を結ぶ便を就航させる計画を進めていることなどを説明し、「地域産業の活性化やまちづくり、夢にあふれる未来への挑戦に貢献していく」と力を込めた。
その後同社は11月29日新潟空港で会見を開き、新潟―札幌(丘珠)便を24年1月31日に就航すると発表した。
このほかプレミアムサロンでは、佐渡に食品加工場「フレマルラボ」を開設したスマイルファームの安達里枝代表が登壇し、佐渡の食の魅力を紹介した。