竹富町とスペースアビエーションが連携協定 災害時対応や観光コンテンツ創出へ
2023年12月4日(月) 配信
沖縄県・竹富町(前泊正人町長)と、ヘリコプター遊覧事業などを行うスペースアビエーション(保田晃宏社長、京都府京都市)は11月30日(木)、ヘリコプターを活用した空の交通網の構築などを目的に連携協定を締結した。
連携項目として①災害時応急対策②住民生活環境の向上③産業振興――の3つを重点策に掲げた。海上の時化(しけ)により船舶が運航できない場合の交通手段の確保や災害時の人員・物資輸送の構築、ヘリコプター遊覧の新たな観光コンテンツの創出を目指す。
同町は八重山諸島の南西に点在する16の島(9つの有人島と7つの無人島)からなり、西表島や竹富島、小浜島などは国内外からの観光客で賑わう。
スペースアビエーションはこれまでに、広島県江田島市、千葉県木更津市、北海道余市町と同様の連携協定を結んでいる。