JR東日本、平日の旅促進へ 特典チケット発売企画スタート
2023年12月6日(水) 配信
東日本旅客鉄道(JR東日本、深澤佑二社長)は12月9日(土)から、特典チケットなどを発売する企画「旅せよ!平日」を始める。混雑が少なく、宿泊費などが安くなる平日の旅を促す。とくに、コロナによる制約の多い学生生活を送った学生向けに卒業旅行などに利用できる割安な商品を用意する。
同企画のうち、旅せよ平日!JR東日本たびキュン♥早割パスは2024年1月14日(日)~ 2月29日(木)に発売。JR東日本全線をはじめ、青い森鉄道線といわて銀河鉄道線、三陸鉄道線、北越急行線などの普通と快速、新幹線を含む特急列車が2月14日(水)~ 3月14日(木)の平日に、1日乗降自由となる。
さらに、予め座席の指定を受ければ、新幹線・特急列車などの普通車指定席に2回乗車することもできる。価格は大人 1万円。同社のインターネット予約サイトえきねっとで売り出す。
同社は「東京駅~新潟駅の往復価格よりも安い。2枚買えば、1泊2日で旅行ができる」とアピールする。
旅せよ平日!「JRE POINT特典チケット」でおトクに湯らり旅は1月9日(火)~ 3月29日(金)の平日に、東京から熱海(静岡県)間などを結ぶ踊り子号のほか、上野(東京都台東区)と長野原草津口駅(群馬県・長野原町)などで運行する草津・四万号にJRE POINTを利用した特別レートで乗車できる企画。
通常、1280㌽となっている東京駅~熱海駅は1000㌽。また、通常720㌽の東京駅~湯河原駅(神奈川県・湯河原町)は500㌽になる。
東北や北陸、首都圏の人気宿泊施設で平日に利用可能な最大3万円分の割引クーポなどが当たる旅せよ平日!カプセルトラベルキャンペーンは2023年12月22日(金)以降順次、池袋駅(東京都豊島区)と福島駅(福島県福島市)、仙台駅(宮城県仙台市)、長野駅(長野県長野市)など9カ所の駅たびコンシェルジュに設置する。
東北や信越、首都圏、北陸などで使える3000~3万円のクーポンが当たる。1回2000円で引くことができる。
また多くの人に商品を利用してもらおうと、同社は平日の旅の魅力やイベントを紹介する「旅せよ平日」の特設サイトを開設している。