Jブルークレジット付旅行商品を発売 松江を旅して地球温暖化対策に貢献(日本旅行)
2023年12月13日(水) 配信
日本旅行(小谷野悦光社長)はこのほど、西日本旅客鉄道(JR西日本)、島根県松江市、松江観光協会、中国電力と共に構成される「松江市脱炭素先行地域推進協議会 カーボンニュートラル観光タスクフォース」に参画した。これに伴い、海と日本プロジェクトinしまねと連携し、「ブルーカーボン」を活用した新しい旅行商品を12月15日(金)に売り出す。
ブルーカーボンは、大気中のCO2を吸収する海の生態系として注目されている。同社は、これを活用した新しいカーボン・オフセット付旅行商品を造成した。中国電力が保有するJブルークレジットは、島根原子力発電所3号機人工リーフ(浅瀬)の藻場で吸収されたCO2が、Jブルークレジットの審査で認証されたもの。
カーボン・オフセットプログラムでは、ほかの交通機関よりも1人当たりのCO2排出量が少なく環境に優しい鉄道を利用する。また、鉄道利用で排出されたCO2を、Jブルークレジットで相殺する。
同商品を購入することで、海の豊かさを守る取り組みとなり、地球温暖化対策に貢献できる。
「赤い風船 JRで行くCarbon-Zero 環境にやさしい旅 島根県 松江・玉造温泉」は、観光に便利な「ぐるっと松江レイクライン1日乗車券」2枚付き。
また、特典として、「ブルーカーボン生態系で育ったわかめ」や「島根半島のシーグラスセット」など、ブルーカーボンの取り組みに関わる海のお土産が付いてくる。
料金は2万3900円から。