17年、オープン予定、飯能にムーミンパーク、「メッツア」
北欧フィンランド生まれの人気キャラクター・ムーミン谷の仲間たちをモチーフとしたテーマパーク「Metsa(メッツア)」が、埼玉県飯能市に誕生することが6月30日、東京都内の会見で発表された。ムーミンの作者トーベ・ヤンソンの故郷フィンランドにある「ムーミンワールド」を除き、「ムーミン」のテーマパークができるのは世界初。2017年の早い時期にオープン予定で、宮沢湖の湖畔や周辺の森林を活用し、ムーミン谷の世界観を再現する。
同パークを開設するフィンテックグローバルの玉井信光社長は「森林と人とのより豊かな関係を築く、まさにムーミン谷の世界を体現するのに相応しい土地。熱心な誘致を受けた飯能市と地方創生に関する基本協定を締結し、今後も連携協力しながら展開していきたい」と語る。パークは、東京ドーム約4個分の広さがある宮沢湖周辺の土地約18万7千平方メートルを西武鉄道から6億円で購入して展開。施設名称「メッツア」はフィンランド語で「森」を意味し、美術館、リゾート、公園、レジャー施設など、あらゆる要素が融合した今までにない施設を目指す。