琵琶湖ホテルが県産のストレリチアで彩り 成人の日祝う
2024年1月5日(金) 配信
琵琶湖ホテル(前田義和総支配人、滋賀県大津市)は1月8日(月)から、成人の日を祝ってロビーを「輝かしい未来」が花言葉のストレリチア(極楽鳥花)で彩る。滋賀県産の花の魅力に触れる機会を提供したいと企画した。
滋賀県は南アフリカ原産のストレリチアの出荷量が、沖縄県に次ぐ全国2位。生産地の大中の湖(だいなかのこ)地区は、琵琶湖の内湖の干拓事業によって誕生し、肉牛やスイカなどを生産する農業地域となっている。生産者がビニールハウスで丹精込めて咲かせたストレリチアの花は高い品質を誇り、「鮮やかな色合いとまるで南国の鳥が羽ばたいているかのような姿が新成人の門出を祝うのに相応しい」(同ホテル)とアピールする。
同ホテルでは花の地産地消の実践として、2022年から大中の湖地域で生産されたストレリチアと守山市で生産されたバラを紹介している。 また、展示を終えて廃棄になる花をドライフラワーにして、ホテル敷地内の花が少なくなる冬期に館内装飾として再利用する試みも行っているという。