フィフティーズが破産 負債は約5億4000万円(帝国データバンク調べ)
2024年1月10日(水) 配信
ホテル運営業者の「フィフティーズ」(梶川文男社長、東京都江戸川区)は昨年12月20日(水)、東京地裁から破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンクによると、負債は約5億4000万円。
同社は1998(平成10)年9月に設立されたホテル運営事業者。01年に「ファミリーイン・フィフティーズ大崎駅前」、02年に「ファミリーイン・フィフティーズ大阪(肥後橋)」をオープンし、低価格設定によりファミリー層をターゲットにしていた。
04年には大崎駅前を閉鎖し、新たに「ファミリーリゾート・フィフティーズfor舞浜」を開業。東京ディズニーリゾート(TDR)への観光客の取り込みに注力し、06年3月期には年間収入高約2億8700万円を計上していた。
しかし、「先行投資によって創業時から赤字経営が続き債務超過となる」(帝国データバンク)なか、20年以降は新型コロナの影響で収入は急減した。同年9月をもって大阪の施設を閉鎖し、舞浜のみの運営となっていたが好転せず、23年5月に事業を停止していた。
なお、関連会社のエム・エイチ・ディベロップメント(梶川文男社長、東京都江戸川区)も同日、破産手続き開始決定を受けている。
低価格で家族で行きやすく助かっていた。本当に残念だ。朝食の手づくりパンが美味しかったなぁ