伊でRYOKAN紹介、青年部がミラノ博参加(全旅連)
全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会の青年部(桑田雅之部長)は、訪日外国人観光客のさらなる誘致に向けて、「RYOKAN」を日本固有の宿泊文化として世界に発信する事業を行っている。7月2―13日には、イタリア・ミラノで開かれたミラノ国際博覧会にともなう日本単独PR会場「ジャパンサローネ」の政府展示エリアで、観光庁、日本政府観光局(JNTO)と連携し、ブース内でイベント、広報活動に協力した。
期間中、青年部員14人と全旅連女性経営者の会(JKK)の2人が参加し、イタリア人を中心とした約1200人に対して、浴衣の試着体験や折り紙体験、茶道の披露など日本文化を実際に体験する機会を提供した。
11日には、日本をPRするメインイベント「ジャパンデー」が行われ、青年部はイタリアの旅行会社やメディア、観光業界関係者など約60社を招待したセミナーで、英語によるRYOKAN紹介、着物や浴衣を着た若旦那・女将によるおもてなしを行った。回廊にあるブースには、内閣総理大臣夫人の安倍昭恵さんや、政府関係者なども多く訪れ、「青年部のRYOKANブランドを海外でPRする事業に高い関心を持っていただいた」(インバウンド対策委員会)としている。