日本RV協会、被災地へキャンピングカー貸与 自治体職員の宿泊拠点を設立
2024年1月10日(水) 配信
日本RV協会(JRVA、荒木賢治会長、神奈川県横浜市)はこのほど、石川県珠洲市からの要請を受け、令和6年能登半島地震被災地の災害対策支援のため、JRVA会員企業のキャンピングカー数十台を貸与する。
被災地の復興の中心になる自治体職員と、全国各地からの応援職員の宿泊場所として、自治体職員宿泊拠点整備「RVパーク村」を設立する。
珠洲市内に設置し、今後は他の市町村にも拡大していく予定。災害時におけるキャンピングカーの有用性として、簡易宿泊所、移動可能な避難シェルター、パーソナルスペ―スの確保、生活インフラの維持、就寝スペースを確保することによるエコノミー症候群の予防、電力供給の確保、通信手段の維持──などを挙げる。
JRVAは、「キャンピングカーは、災害時において身の安全を守り、落ち着いて過ごすことができる生活環境を提供できる。また、電力確保や通信手段の維持にも役立つ存在だ」と話す。