国際観光施設協会が賀詞交歓会開く フェーズフリー研究への参加呼び掛け
2024年1月12日(金) 配信
国際観光施設協会(鈴木裕会長)は1月11日(木)、ホテルメトロポリタンエドモント(東京都千代田区)で賀詞交歓会を開いた。
鈴木会長は、1月1日に発生した令和6年能登半島地震に関連し、協会が研究を進める災害と日常それぞれのフェイズに分けない防災に対する考え方「フェーズフリー」を紹介。「フェーズフリー協会の佐藤唯行表理事から『すべての観光施設のフェーズフリーを協会で』といわれている。3年間の研究で(方向性が)見えてきた」と語り、会員へ参加を呼び掛けた。
また鈴木会長は、フェーズフリーと、「LINKED CITY」と「木づかい活動」、協会が進める3つの活動をジョイントさせた取り組みを岐阜県と進めていくことを報告した。
通常時はサテライトオフィスなどに、また災害時には避難施設などに使用できるトレーラーハウスを作る取り組みで、外装や内装、内部の家具には地元の間伐材を使用する。
この他会では、協会創立70周年を迎え活動内容などをまとめたリーフレットを作成したことが報告された。また、日本能率協会が2月13~16日に開催する国際ホテル・レストランショーでは、セミナーと展示を一体的に行うことで、さらなる盛り上がりを目指す考えを示した。