復興へ観光の役割は大きい 「一致団結を」(山西会長) 2024年観光関係者新春交流会開く
2024年1月17日(水) 配信
日本観光振興協会(山西健一郎会長)は1月16日(火)、東京プリンスホテル(東京都港区)で2024年観光関係者新春交流会を開いた。
山西会長は冒頭、「今年は観光の回復をさらに加速したいと考えているが、我が国有数の観光地である能登半島が大きな震災に見舞われた」と哀悼の意を示しながら、「東日本大震災からの復興においても観光が果たした役割は非常に大きかった。能登半島地震からの一刻も早い復興に向けて、観光関係者が一致団結して取り組んでいきたい」と述べた。
来賓として出席した菅義偉前首相はライドシェアの問題に触れ、「私がライドシェアが必要だと訴えたのは、増加を続ける訪日外国人観光客に対応するため。今後も観光が成長戦略の柱、地方創生の切り札として日本経済をさらに前に進めていく役割を果たしてほしい」と語った。